ダイバージェンスメーター時計を作る(1) 早くも脱線 蛍光表示管点灯
こんばんは。
ダイバージェンスメーターと聞いて、このページをご覧になった方、シュタインズ・ゲートを知っていますね?同志です。盃をかわしましょう、笑
よくわからないけど来ていただいた方、ようこそ。ゆっくりしていってください。
今回は、このダイバージェンスメーターもどきを作ってみようという試みです。
結論から言うと、ニキシー管は使いません。
紆余曲折あり、蛍光表示管を使用します。
また、ダイバージェンスメーター時計完成にはまだまだほど遠いのが現状です。
製作過程を楽しんで読んでいただければと思います。
ダイバージェンスメーターとは?
ゲーム・アニメで展開されている「STEINS;GATE」という作品中で登場する、とても重要なアイテム。ある世界線の数値を0.000000%として、相対的に別の世界線の変動率を7桁の数字で表すもので、表示にはニキシー管というものが使われています。
このニキシー管。表示がかっこいい。リンク先のは高すぎるけど、笑
よし、このニキシー管を使った時計を作ろう!と思い立ち、ニキシー管について調べ始めたのが約2年前。
なぜ、こんなにも遅れたのか。
それは「めんどくさい」の一言につきます、笑
ニキシー管がめんどくさい理由
・入手性の悪さ
・駆動電圧の高さ
・脚が多すぎ、、(あたりまえ)
入手性の悪さ
ニキシー管の生産は終わっており、日本では入手が難しいものになっています。入手する方法としては、ロシアなどから輸入する必要があるようです。また、生産終了したもののため、今後価格も上がっていく一方になります。
駆動電圧の高さ
ニキシー管の駆動には、170vほどの電圧が必要になります。安全には気を配るつもりではありますが、今回電子工作としてこの電圧を扱うのはちょっと怖い。安心して使えるようなものを作れるかというところで、躊躇していました。
足が多すぎる
ニキシー間から生える脚は11本ほど。これを8本並べるとなると、結構大変そう。これは当たり前で必要な作業なんですが、、回路を組むのも大変かも。
そして、ニキシー管を断念しはや2年。
最近になって、使いやすいLEDでダイバージェンスメーターを作ろう!と再度いろいろと考え、部品を集めに電子部品屋にうかがうと、こんなものが。
お値段 約2000円。蛍光表示管のバラ売りもしていて、1つ100円。ワンコイン。
買ってしまった、、 、
はい。ここから、ニキシー管でもなく、LEDでもない、蛍光表示管を使ったダイバージェンスメーターもどきを作る試みがスタートです。
ニキシー管と原理は違うのかもしれないけど、制御回路は似ている。
蛍光表示管の仕組みを調べてみると、フィラメントから飛んだ電子がグリッドに吸い寄せられ、すり抜けた電子がアノードに当たり、発光するらしい。
フィラメントに0.8V、グリッドと各アノードに12Vを印加する回路を作って点灯!
けっこう綺麗。いいかんじ。ちっちゃくてかわいい。
7セグ表示の前でうっすら網目に見えるものがグリッド。
ひとまず、今回はここまで。
今後は、Arduino nano every を使って蛍光表示管を制御できるようにしていこうと思っています。
P.S. ヒゲダンのジャケ写はニキシー管。
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